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個人的なくだらない家庭の話です。
記事数が多くなってきたので、
目次を作りました。


僕が何を感じたのか
不倫・浮気・家庭・子供・夫婦。
何が大切で、何を守るのか。
感じたことを書いています。



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2007年02月26日

そして離婚

広かったんだ、ここ。

彼女の荷物を片付けると
やけにそう感じた。

荷物もほどほどに分けて
彼女と別々の生活が始まる。


琉聖のもの。


これもお互い分けあう事にした。

アルバムの写真は、それぞれ平等にわけあった。
生まれた頃の琉聖の写真も、写真のまま鮮明に記憶にある。

0歳の頃。
この頃はこうなってしまうなんて
想像すらできないほど、僕は幸せだった。
初めて子供が出来て、初めて妻に「ありがとう」と言った。
心のそこから「ありがとう」と言ったのは
たぶん数えるほどしかなかったと思う。

小さな彼の手は、僕の人差し指を握るのさえ、精一杯。
彼の小さな足は、ガムほどの大きさ。
ガムと彼の足と僕が写っている写真は、僕が貰うことにした。



1歳の頃。
ようやく歩き出した彼の身長は、
まだまだ僕の膝より少し高いぐらい。
中腰にならないと、彼と手を繋いで歩くことも出来なかった。

あぜ道をとんぼを追いかけて走る彼と
その後ろを心配そうに追いかける彼女が
夕日をバックに写っている写真は、彼女が持っていくことになった。


2歳の頃。
ずいぶんと大きくなったとはいえ、
まだまだ小さい彼は、この頃ようやくしゃべりだした。
「パパ」「ママ」「マンマ」「ブーブ」なんて
一生懸命何かを伝える彼に、二人して笑顔だった。

お気に入りのミニカーで
ご機嫌で遊んでいる写真は、僕が貰うことにした。


3歳の頃。
ちょうど都会に引越しをした頃。
流暢にしゃべりだし、何でも自分でしたがった。
上手に箸を使い出したのもこの頃。

お気に入りのキャラクターの入った茶碗で、
彼女の作ったごはんをご機嫌で食べている写真は
彼女が持っていくことになった。


そして、4歳の写真。
鮮明にまだ記憶に残る写真の数々は
それぞれのイベントの写真が多かった。

運動会。お遊戯会。遠足。
保育園の入園式。

そして、彼がなくなる直前に撮った
彼の5歳の誕生日の写真。

チョコレートケーキが大好きな彼の為に
仕事帰りに買ってきた、大きな誕生日ケーキ。


この頃には妻の浮気を知ってしまい、
お互いというか僕は妻を避けていた頃。
それでも彼は僕達二人をまっすぐに求め、
一生懸命家族を守ろうとしていたんだと、
今さらながらに思う。



他にもたくさん彼の物がある。
小さいものは彼女が持っていくことになり、
大きなおもちゃは僕がそのまま持っておくことになった。



「じゃ、さよなら。」

「あぁ、さよなら。」



最後に交わした言葉は、あっけなかった。







1人で部屋にいると
妻と別れたことも、彼がいないことも
改めて現実なんだといやでも感じてしまう。


静かな部屋はとても広く、
僕1人で住むには大きすぎる。

結婚して、子供が出来て6年以上
1人で過ごすことはほとんどなかったせいか、
この静けさと、部屋の広さに今は耐えられそうになかった。




ただ、僕は確かに幸せだった。

彼も幸せだったのかどうか
それだけが今は心に残る…。

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posted by 弱い男 at 18:30 | Comment(1) | TrackBack(0) | 二人っきり
この記事へのコメント
お子様は、間違えなく、幸せでしたよ。

自信をもって、、、幸せになって下さい!

それが、お子様の一番の供養です。

私は流産したとき 水子供養でお寺でお経を
あげてもらいました。

その時言われた言葉で救われました。

ご両親・・いつまで悲しんでいても
お子さんは喜びません。
ご両親が 幸せに笑って生きることが
亡くなったお子さんの一番の供養なのです。

ただ、その子が存在したという事実だけは
忘れないであげてください。

いつも心に手を合わせ、忘れないでいてあげるだけでいいんですよ・・・







Posted by kana at 2007年02月28日 21:47
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